
クラウドソーシングをどのように活用するか知りたい。
このような悩みはありませんか?
WEBライター初心者にとって、クラウドソーシングは気軽に仕事を探せるサービスです。
こちらの記事では、WEBライターにおすすめのクラウドソーシングや活用するメリット、クラウドソーシング活用のコツや注意点など詳しく解説します。
WEBライターを始めたばかりの人や、WEBライターをやってみたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
クラウドソーシングとは
まずはじめに、クラウドソーシングがどのようなものなのか、初心者WEBライターがどのように活用すればいいのかをわかりやすく解説していきます。
仕事を通してのマッチングサイト
クラウドソーシングとは、企業などが不特定多数のワーカーに、業務を依頼して発注する業務形態のことです。
そして、クラウドソーシングサイトとは、「なんらかの仕事を任せたい企業や人」と「仕事をしたいフリーランスなどの人」をつなぐサービスとなっています。
ネット上には多数のクラウドソーシングサイトがあり、それぞれに特徴があるため、こちらの記事では後ほど1つずつ詳細を解説していきます。
クラウドソーシングには3つの形態がある
クラウドソーシングは、どのように業務を発注するかによって、以下の3つの形態に分類されています。
WEBライターは、クラウドソーシングサービスの中の3つの形式から、自分がやりやすいと感じるものや稼ぎやすいものを選び、作業したり応募したりして報酬を得ていきます。
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- タスク形式
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タスク形式は、初心者が最も気軽に始められる形式の業務です。サイト上に解答フォームなどが用意されていて、指示されている作業を行います。
他の形式と違い、発注者は受注者を選ぶことができませんが、比較的安価でたくさんの人に作業してもらうことができるので、アンケートの回収などに使われることも多いです。
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- プロジェクト形式
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プロジェクト形式は、クライアントと選出された受注者が1対1で業務を進めていく形式です。
基本的に、クライアントが業務内容や報酬を掲示してワーカーを募集し、応募者の中から依頼する人を選んで仕事がスタートします。
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- コンペ形式
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コンペ形式は、クライアントが提示した内容の作品などをワーカーが提案し、クライアントが良いと思ったものを選んで契約する形式です。
ライティングの中でも、サービスのネーミングなどに多い形式となっています。

WEBライターにおすすめのクラウドソーシング5選
それでは早速、WEBライターにおすすめしたい、人気のクラウドソーシングを5つ紹介します。
どのサービスを使うのがいいのか、自分にはどのサービスが向いているのかが気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
クラウドワークス
案件数が桁違いに多く、利用者も業界No.1の人気のクラウドワーキングサイトです。
初心者向けから高単価案件まで幅広い案件が探せますが、初心者を狙った過度な低単価案件があるなど注意して利用する必要があります。
システム利用料は、報酬額が大きくなるほど割合が下がっていく方式が取られています。20万円以上の部分は5%となりますが、10万円までは報酬の20%システム利用料となるので、注意しておきましょう。

ランサーズ
ライティング系案件数 | 747件 |
サービス使用料 | 無料 |
システム利用料 | 支払い報酬の16.5% |
依頼形態 | タスク・プロジェクト・コンペ |
運営会社 | 株式会社ランサーズ |
クラウドワークスと同じく、WEBライターに人気のあるクラウドソーシングサイトがランサーズです。両方に登録してお仕事を受注している人がたくさんおられます。
ランサーズでは、仕事を受注したらまずクライアントが仮払いするシステムが取られています。これにより、仕事をしたのに未払いになってしまうようなトラブルを防いでくれます。
クライアントもワーカーも安心してやりとりできるシステムがありますが、トラブル時のサポートの対応が悪いので注意が必要です。

クラウディア
他のクラウドソーシングに比べて、比較的手数料が低いことが魅力のサービスです。
クラウディアでは、5万円までの報酬は15%、5〜10万円までは10%、10万〜100万円までは5%、100万円以上は3%しか手数料がかかりません。
20%の手数料がかかるサービスもある中で、かなり良心的な価格なので、働いた報酬の多くを受け取りたいWEBライターにはとてもありがたいサービスだと言えます。
初心者向けの案件も多数出ているので、挑戦しやすいクラウドソーシングの1つです。

ココナラ
ココナラは、ここまで紹介したクラウドソーシングサイトとは少し違い、ライティングスキルを販売し、依頼したい人に購入してもらう形式のサービスです。
スキルを置いておくことで、自分から提案することなく依頼してもらうことができるので、実績を作って依頼をたくさんもらえるようになると楽に仕事が受注できます。
システム手数料が他のクラウドソーシングに比べると高めに設定されているので、最終的な受取額が少なくなることは念頭に置いておきましょう。
他のクラウドソーシングで提案を進めつつ、ココナラでもスキルを販売しておくのが上手に利用するコツです。

また、数は少ないですが、ココナラでも公開依頼を出しているクライアントがいるので、そちらに提案して仕事をすることもできます。
Bizseek
Bizseekは比較的新しいクラウドソーシングサイトで、何より業界最安値のシステム手数料が魅力です。10万円以下でも10%、10万円以上なら5%の手数料しかかからないため、手数料を抑えたい人に最適です。
Bizseekは、他のサービスよりも案件数が少ないデメリットはありますが、その分利用者も少ないため案件が獲得しやすいメリットがあります。
仮払い方式も導入されているため、安心して利用することができるクラウドソーシングです。

WEBライターがクラウドソーシングを使うメリット
ここからは、WEBライターがクラウドソーシングを使うことで得られるメリットを紹介します。便利に活用して、WEBライターとして活躍していきましょう。
自分のやりたい仕事に自由に応募できる
クラウドソーシングサイトに無料登録をすれば、クライアントが募集している案件に自由に応募できるのが魅力です。
タスク形式なら、締切前であればすぐに仕事をスタートできますし、プロジェクト形式であれば、気に入った条件の仕事に応募して選ばれた場合に仕事ができます。
書いてみたい記事の募集が出ていたら、悩む前に応募してみるのがおすすめです。

初心者でも仕事を取れる可能性が高い
クラウドソーシングでは、初心者向けの案件を出しているクライアントも多く、初めてでも仕事が取れる可能性が高いというメリットがあります。
とはいえ、高単価案件は経験者や有資格者しか応募できないことも多いので、きちんと応募資格を確認しましょう。はじめは多少単価が低くても、実績を作ることを優先して仕事をしていくことで、徐々に高単価に挑戦できますよ。
自分の好きな時間に働ける
クラウドソーシングで仕事を受注すれば、締切さえ守ればいつ仕事をしても大丈夫なのが魅力です。
会社勤めをしていると、決められた時間に仕事をしなくてはいけませんが、在宅WEBライターは自分でスケジュールを調整して働けます。
本業の休憩中に記事のリサーチをして、本業が終わった後に執筆するなど、隙間時間を上手に使って副業を進められますよ。

WEBライターがクラウドソーシングを使う際の注意点
ここからは、WEBライターがクラウドソーシングを使う上で、注意しておきたいポイントを紹介します。
良いことばかりではないので、用心して仕事を獲得していきましょう。
単価が低すぎる案件に注意
初心者は少し単価が低めの案件から実績を作る、と先ほど書きましたが、あまりにも他の案件よりも単価が低すぎるものは注意が必要です。
「初心者歓迎」「ライティング教えます」などの謳い文句で、低単価でも受けてくれる初心者を狙っていることが多いです。

悪質クライアントや案件に引っかからない
低単価すぎる案件にも重なりますが、他にも悪質クライアントをチェックするポイントがあります。
以下はどれも悪質クライアントである可能性が高いので、なるべく避けた方が安全です。
- 低単価すぎるテストライティングを実施する
- 契約前に個人情報を聞きたがる
- 仮払いの前に作業するように言う
手数料がかかり報酬から引かれる
クラウドソーシングでは、受注した報酬全てがもらえるわけではなく、手数料が引かれることを念頭に置いておきましょう。

その代わり、自分で契約書を結んだり請求書を作成したりする必要がなく、報酬未払いを避けられる安心感もあります。サービスを利用させていただく安心料だと考えて、なるべく手数料が低いサービスを使うようにするといいですね。
自分にぴったりなクラウドソーシングを見つけるポイント
ここからは、自分にあったサービスを選ぶポイントを紹介します。何を重視するのか考えて選んでみましょう。
手数料を確認
今回紹介した5つのサービスでも手数料は大きく差があるので、なるべく安いサービスを選びたい人はチェックしてみてください。
手数料が一律のランサーズと、報酬額によって段階的に手数料が変動するクラウドワークスでも、金額が大きくなると手数料の差も大きくなります。

案件数を確認
自分の書きたいテーマを見つけ出したい人は、クラウドワークスのように案件数が多いサービスを選ぶといいですよ。とはいえ、案件数の多いサービスは利用者数も多い傾向にあるため、案件の倍率も高くなります。
どのような内容の記事でもいいからとにかく受注したい人は、利用者の少ないサービスを選ぶのもおすすめです。

単価を確認
しっかりとWEBライターとして稼げるようになりたい人は、高単価案件が多数出ているクラウドソーシングを選びましょう。はじめは低めの単価しか受注できなくても、実績を積めばどんどん高単価にもチャレンジできるようになります。
金融や医療、不動産など高単価案件が多いジャンルの勉強をするのも、高単価案件に挑戦するためのコツです。高単価案件の多いサービスを利用しながら、自分でも執筆できるようになりましょう。

サービスの使い勝手を確認
長くサービスを利用していくためには、サービスの使いやすいもポイントになります。案件の探しやすさやメッセージ機能の使いやすさなど、チェックしたいポイントは多数あります。
まずは一度登録してみて、使いやすいサービスを利用することをおすすめします。
WEBライターとしてクラウドソーシングで稼ぐには?
最後に、WEBライターがクラウドソーシングを通して稼げるようになるためのコツを詳しく紹介します。
単価が上がるように実績を作る
何度も書いてきたように、実績のない初心者では高単価案件を受注するのが難しいので、コツコツと実績作りをするのがおすすめです。
たくさん記事を書いていて、クライアントからの評価も高く、コミュニケーションもしっかり取れる人であることがわかれば、クライアントも選びやすくなります。少しずつ初心者案件をこなして、評価を充実させていきましょう。
クライアントが依頼する時に見るものは、経歴と実績くらいしかないので、しっかりと実績を作ることで選んでもらえるようになります。
最初のうちはサービスを分散させない
サービスを分散させると執筆数も分散してしまうので、実績をためるのに時間がかかってしまいます。
最初はなるべく1つのサービスに絞ることで、実績をまとめることができるので、早く高単価案件に応募できるようになります。お気に入りのサービスを見つけたら、そちらに注力して実績作りをしていきましょう。

クライアントとのコミュニケーションを怠らない
高品質な記事を書くことはもちろんですが、それだけでなくクライアントと丁寧にやりとりできることが、高単価WEBライターに必須な能力です。
当然のことに思いますが、以下の対応ができるだけでもクライアントから重宝されるWEBライターになれるので、ぜひ参考にしてみてください。
- メッセージへ速やかに返信する
- 相手の想いを汲み取った提案をする
- わからないことがあればきちんと会話をして把握してから記事を執筆する
- 締め切りをきちんと守る
初心者WEBライターはクラウドソーシングを活用しよう
こちらの記事では、初心者WEBライターにおすすめのクラウドソーシングについて、基本情報からおすすめサービス、活用する上での注意点や稼ぐためのコツなど、幅広く解説しました。
初心者WEBライターでも十分に稼げる可能性があるのが、クラウドソーシングの活用です。
こちらで紹介した内容を参考に、初心者だからといって諦めずに、WEBライターとしての実績をコツコツと積み上げていってくださいね。