在宅副業

在宅ワークができる副業ガイド【知っておくべきこと・注意点】

在宅ワークができる副業ガイド

在宅での副業は、自宅や好きな場所で時間を有効活用しながら収入を得る方法として注目されています。

この記事では、スキルを活かして在宅で副業を始めたいと考えているあなたに、知っておくべきことやおすすめの仕事をわかりやすく解説しています。

在宅で副業を始める前に知っておくべきこと。注意点

在宅副業の注意点

副業を始める前に、規則や関連法、税制など知っておくべきことがあります。しっかりと理解した上で副業をはじめましょう。

就業規則の確認

就業している状態で副業を始めたい場合には、まず勤務先の就業規則を確認しましょう。副業禁止と定められている場合は副業を行うことはできません。

就業規則を守らないで副業をした場合は、会社に対して契約違反したことになり、何かしらの処分を受ける可能性があります。

税制度の確認

年間20万円以上の売上が発生した場合には確定申告をする必要があります。

また、副業での収入が多い場合には控除額が大きい「青色申告」を行えるよう、税務署に開業届を出すことをおすすめします。

元編集者めぐ
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収入が増えると、その収入にかかる税金が多くなります。青色申告をすることで、控除額を増やせるため節税することができます。

保持資格と職業に関する法の確認

医療や社会保険に関する分野など、「士業」に定められる業務は相当の資格を得た人の専有業務です。

資格を持っていないと行ってはならない分野があるため、副業のジャンルがそれらの法に抵触していないかを確認した上で仕事にしましょう。

景品表示法・薬機法・広告に関する条例・ガイドラインの確認

商品をPRしようとした際に、「最高の」「絶対に」「治る」「治療する」といったワードを使用すると、景品表示法や薬機法に違反した広告を書いた・掲出したとして罪に問われる場合があります。

特にライティングやLP作成などの分野では依頼されるテーマによって抵触するものや法に触れない言い回しが必要になるものもあります。商品に関する知識だけでなく、広告に関連する法律の知識も身につけておきましょう。

時間管理:本業と副業のバランスを考慮してスケジュールを組む

在宅での副業は自由な働き方が可能ですが、時間管理能力が求められます。本業のリモートワーク・テレワークが今後も継続されるか、繁忙期にも活動できるかどうかは重要なファクターとなります。

副業でのクライアントにも迷惑をかけることが無いよう、割ける時間やスケジュールを事前に計画しましょう。

元編集者めぐ
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仕事を受けてから、納期に間に合わない、できなかったということになると、クライアントに迷惑がかかりますよ。

在宅副業の選び方

在宅副業の選び方

副業は、スキルと関心に基づいて選びましょう。やりがいを感じやすいだけでなく、質の高いもサービスを提供することは顧客にとってもメリットとなります。

他の人よりも得意なことや、経歴の中で身につけたスキルを活かして仕事を選びましょう。

手先が器用

内職

  • 手先が器用 × 単純作業が好き

多種類の商品を安く販売している小売店では、工場などで行えない作業を「内職」として発注している場合があります。

箱の組み立てや造花づくりなど幅広く、内職を斡旋している企業に登録すると材料が家に届きます。

元編集者めぐ
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自宅に作業スペースが確保でき、集中力や器用さに自身がある場合には向いています。

ハンドメイド作家

  • 手先が器用 × トレンドに敏感

メルカリ」や「minne」など、ハンドメイドの作品を売るプラットフォームが登場しています。その中でも、オリジナリティがあったり流行を取り入れたりしている作家の作品はすぐに完売するなど、大人気の商品となります。

普段使いのアクセサリーから独自性の高いもの、人生の節目に使うアイテムなど、幅広く出品されています。おしゃれやデコレーションに敏感な人におすすめの副業です。

在庫管理や購入者とのやりとり、発送などの付随業務も出てくることに留意してスケジュールを組みましょう。

オンラインショップ運営

  • トレンドに敏感 × 商品PR能力

ハンドメイド作家は製作と販売を行うのが基本ですが、プラットフォーム上にオンラインの店舗を出店する方法もあります。

元編集者めぐ
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商品の魅力をアピールする画像や文章の作成が得意で、大量の在庫がある場合には、ショップの運営者となるのも良いでしょう。

SEO知識がある

SEOライター

  • SEO知識 × 文章力

SEOに精通している場合、SEOライターはおすすめの副業です。特定のキーワードを使ってコンテンツを作成し、検索エンジン上位にランクインする文章を書くことがメインになります。

内容はクライアントにより様々ですが、特定のジャンルに限定している人も幅広く受け付けている人もおり、自由に仕事の幅を決められるのが特徴です。

元編集者めぐ
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専門知識があると、文字単価が上がりますよ。

アフィリエイター

  • SEO知識 × WEBマーケティング

SEOの知識を活かして、人気製品やサービスのアフィリエイトリンク(広告記事や紹介ページ)を作成し、収入を得る方法です。SEOを駆使しつつ、読者の興味を惹く内容を構成できると、集客と集乳を増やすことが可能になります。

アフィリエイトは基本的に企業からの広告依頼に沿って出稿しますが、リスティングの可否や本人NGの案件などアフィリエイト界独特のルールが存在するため、事前に基礎知識を入れてから挑戦するのがオススメです。

Webサイト・ブログ運営

  • SEO知識 × コンテンツ作成能力

一からブログやサイトを運営しようとしなくとも、途中まで更新されている中古ドメインを買い取ってコンテンツを増強して運営することも可能です。

「自分だったらこういうコンテンツで売り出す」などのアイディアがあれば、ライターなどに執筆業務を依頼して運営側にまわることも可能です。

自身で行う作業はライターやデザイナーへの指示出しと完成品のチェックなので割ける時間が少なくとも行えます。中古ドメインを購入する初期投資のお金があれば可能な副業です。

元編集者めぐ
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稼げるようになるまで時間がかかるのがデメリットです。

デザイン関連の技術がある

Webデザイナー

  • デザイン関連の技術 × Web

Webデザインのスキルがある場合、SEOにも配慮したWebサイトを制作することで需要が得られます。

オンラインで何かをする上ではWebデザインは欠かせないため、うまくPRできると恒常的に依頼が見込めます。副業の収入を安定化させたい場合に向いています。

デザイナー・イラストレーター

  • デザイン関連の技術 × 静的デザイン

企業のロゴ作成からバナー作成、チラシ・ポスターのデザイン、LPのデザイン、オリジナルイラストの依頼など、デザインに関する仕事は常に需要があります。

ポートフォリオなどで自分の得意とするジャンルをPRできるとクライアントも依イメージがつきやすく、依頼の受注につながります。

デジタルコンテンツの作成技術

ミキサー

  • デジタルコンテンツの作成 × オリジナリティ

写真、音楽、動画などのデジタルコンテンツを作成したり、クライアントから受け取った素材を編集したりする仕事はある程度の専門性が必要です。

納品スピードやクオリティによっては、クライアントから継続の依頼を期待できます。ソフトとPCがあれば完結できるため、在宅でも人気のある仕事ジャンルです。

アプリ開発エンジニア

  • プログラミング技術 × アイディア

現在流行しているサービスやアプリの中には、製作者が会社員をしながら副業や趣味として作成していたものがヒットしたものも存在します。

依頼を受けてから作るのではなく、自分の欲しいと思ったサービスを実装し、販売することで利益を得るため、初期の収入などはあまり望めませんが、人気コンテンツとなれば独立・開業や高額での売却も不可能ではありません。

アプリ開発・UI実装など必要な技術は広範に渡りますが、市場のニーズを汲み取ることに自信がある場合にはおすすめの仕事です。

専門の知識がないところから副業で始めるのは厳しいかもしれません。
元編集者めぐ
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その他のおすすめ副業

オンライン講師

  • 専門知識 × レクチャー能力

スキルを活かしたオンラインの講師は仕事場所にとらわれず、かつ専門性の高さによって高収入を狙えます。

外国語講師が多いジャンルですが、Adobeソフトの使い方やイラストの講評・添削、資格対策講座なども人気があります。

元編集者めぐ
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オンラインプラットフォームや市販の教材を活用すると効率的に教えることができます。

WEBマーケター

  • WEB × マーケティング能力

在宅でインターネット調査を行い、企業や個人のニーズに関する情報を収集する仕事です。

マーケティングリサーチや競合分析などの専門性が高かったり実績があったりすると、WEB集客の予測や新規サービスの顧客獲得予想なども提供できるマーケターとして重宝されます。

コンサルティング業

  • 専門知識 × ノウハウ

多くの業種が店舗型からオンラインサービスへと一気に変化した近年は、WEB上での集客やマーケティングについてノウハウが不足している企業なども多くあります。

また、リモートワークを継続するに当たっても社員の進捗管理やモチベーション維持など、ソフト面に関するアドバイザーを欲している企業もあります。

元編集者めぐ
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専門知識があり、問題の洗い出しや改善に向けたロードマップの作成ができる場合、コンサルタントとして参画することも可能です。

オンライン翻訳・通訳

  • 語学 × 文章化能力

バイリンガル、トリリンガルなどの多言語話者は、企業だけでなくオンラインでも需要があります。その中でも特に、専門性が高いと他の在宅ワーカーと差別化を図れます。

近年はグローバルコンテンツのローカライズ(特定の文化圏に合わせた言い回しや表現のカスタマイズ)が注目されており、複数の文化圏のネイティブに近い知識があると徴用される傾向があります。

この仕事では異文化の人にも伝わるように文化などを言語化する能力が求められます。

文字起こし

  • 聞き取り能力 × タイピングスキル

テレワークの推進により、これまで対面で行われていたインタビューなどもオンライン化が進みました。

そうした録音データの文字起こしはアプリが使われることもありますが、現時点では方言や外国語が混在する場合や、専門用語が多い場合、また複数人が話す会議の議事録などは人力で行った方がミスも少なくなります。

業界独特の言い回しなどもあるため、自分が意識していなくても「専門用語・業界用語がわかる人」として重宝される可能性があります。

在宅でできる副業向けのおすすめサービス

在宅でできる副業向けサービス

ここまで紹介してきたスキルをどこで探したらよいでしょうか。スキルに特化したサービスがある場合は、そちらのサービスを利用した方が良いこともあります。

副業全般を扱うクラウドソーシングのサービス

副業のほとんどの分野を扱うクラウドワークスやランサーズは登録必須のクラウドソーシングサイトでおすすめです。

似ているサービスとしては、クラウディア、Bizseekなどもあります。上記サービスに比べるとまだまだ案件は少なめですが、ライバルも少ないため一緒に登録しておくと良いでしょう。

クラウドソーシングのサービスでは悪徳業者の見極めが重要です。悪い評価を確認しましょう。また極端に単価の安い案件も注意です。。

ハンドメイドの作品を販売できるサービス

「メルカリ」や「minne」は、ハンドメイドの作品を販売できるサービスです。ECサイトで販売するとなると敷居が高くなりますが、副業で自分が作ったものをちょっと売りたいといった場合にはおすすめのサービスになります。

知識や技術を販売できるサービス

他の人に自分の技術や知識を販売できるのば「ココナラ」です。メルカリなどと似ているサービスですが、扱うものが商品かスキルかの違いになります。例えば、以下のような感じで販売されています。

元編集者めぐ
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ブログの始め方教えます。
似顔絵のアイコンを作ります。

得意を活かして在宅の副業をしよう

まとめ

在宅での副業は、柔軟な働き方と収入の両方を実現できる機会です。オンラインでできる仕事の幅も広がっていることから、副業ワーカーの数も上昇していくと考えられます。

その中で安定した収入を得るには、「できること」に加えて「他者よりも突出している能力」をアピールすることが重要です。

PR文がうまく書けない、副業のプラットフォームで上位にいけないなどの悩みがある場合は、マーケティングやライティングを得意としているワーカーに依頼するのも良いでしょう。

また、この記事の冒頭で解説した通り、副業を始める前は法律や税制度など、事前に知っておくべき事項もあります。

収入の申告漏れや薬機法違反などは営業停止につながることもあるため、販売しようとしているスキルに関連する法律や条例、各種ガイドラインなどをしっかり確認しましょう。

この記事では、得意を活かした副業とおすすめの仕事について紹介しました。自身のスキルや関心に合わせた副業を見つけ、自分の可能性を広げてください。

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元編集者めぐ

慶應義塾大学卒で元出版社勤務の編集者です。 現在はライター業を専門で行っています。 記事執筆や編集・校正など品質に気をつけて記事を書くのが得意です。

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